――これからいよいよ後半(13~24話)に入りますが、見どころは?
井口裕香さん:お話が盛り上がってきて、「ザンネン5」のチームワークもよくなってきました。戦闘シーンもさらにすばらしくなります。
日笠陽子さん:うんうん。これからは魅力的な新しいキャラクターも増えてきますね。
――気になります! 今後の展開をネタバレにならない程度にお願いします。
井口:えーっ、それは難しいですね(笑)。
日笠:じゃあチラッと紹介します! 敵との戦いが激化していくさだめ……って感じかな?
井口:うんうん! 大事なところだね。
日笠:なんだろ? 遺伝子につながりあうような? 魂が呼び合う……みたいな感じ。
井口:そうね~。
――すみません、ゼンッゼンわからない!(笑)
井口:あはははは! とにかく見てもらわないといけません。いまはあんまり深く言えません。
日笠:5人の絆が深くなっていく……それと、ケイさんの恋愛の話とか。恋愛模様もね?
井口:あっ! ケイだったり……。ね~!
――作中で「恋愛」といえば、タマキじゃないですか?
井口:タマキさんは……えーと、あるかもしれませんけど、どうなんでしょうね~?(笑)
日笠:応援してほしいですね。『マジェスティックプリンス』は戦いだけじゃない!
日笠:人間が成長していく姿も見ていただきたいです。イズルもたくましくなっていきます。急成長するわけじゃないですけど、みんながイズルを頼りにしていくというか、そういうところも見どころですね。
――最後に、作品とは関係ないのですが、作中のチーム「ザンネン5」にちなんで、最近身の回りで起きた「ザンネンなこと」はありますか?
井口:はい……指を切りました。
日笠:ザンネーン(笑)。
井口:最近、料理をがんばろうと思って「鳥ごぼう」と「そら豆ご飯」を作ったんです。そうしたら、ごぼうを切ってるときに指も切っちゃって、ものすごい量の血が出て料理を1時間くらい中断しました(笑)。
――笑い事じゃないですね……。
井口:まぁそうなんですけど、なんとかがんばって作って鳥ごぼうができたんです。しかも、それを食べたらマズかったです。
一同:(笑)
井口:見た目はよかったんですけどね! その上、そら豆ご飯を食べようとしたら、サヤはむいたのに皮をむくのを忘れて作っちゃって、ただの臭いお米が炊けました。
一同:(爆笑)
井口:家族で臭いお米を食べながら、マズい鳥ごぼうを食べるという、ザンネンな出来事がありました……。
日笠:カワイソウ……。
井口:ひよっちは料理上手なので、そういうところはうらやましいですね。
日笠:だってアフレコの現場で、「目玉焼きってどうやって作るの?」って聞いてくるんですよ(笑)。
――えーと、冗談ではなく?
井口:本気です(笑)。ちょうどそのとき、席の隣がスルガ役の池田くんだったんですけど、「え? なに? マジで聞いてるの?」って引かれました。でも、最近はできるようになりました!
――「目玉焼き」が作れても、あまり自慢にならないような……。
井口:鳥ごぼうも、次はちゃんとできます! たぶん!
日笠:失敗を経て……ね?
井口:失敗を経て大きくなっていくのです! ザンネンなだけじゃない、私は成長していくのです(笑)。あとは加湿スチームをつけてたら、急に熱いのが「ゴボッ」って飛んできて、熱いお湯が膝にかかって「アチーーー!!」って、たいへんなことになりました。
――エピソードをひとつ聞いたツモリだったのに、たくさんありがとうございました(笑)。
井口:けっこう日々ザンネンです。でも私は元気です。
一同:(爆笑)
――では、続いて日笠さんのザンネンなことは?
日笠:いまも昔もなんですけど、私は膝をよく怪我するんです。ちっちゃいころからほんとによく転ぶ子供で、一輪車でも転ぶ、自転車でも転ぶ。
井口:運動神経がいいから、アクティブなことにチャレンジしすぎ!
日笠:う~ん、ドジなの。
井口:気持ちが先に行っちゃうから、足がついてこないで転んじゃう?
日笠:危険察知能力が低いのかなあ?
――それじゃアッシュに乗れないじゃないですか(笑)。
井口:ほんとだ! でも、生存本能は高いかもよ? 怪我はするけど死なない!(笑)
日笠:土手みたいなところを歩いてて、ゴロゴロ転げ落ちたり、子供のころによくありました。
――危なっかしい子供ですね!
日笠:そして去年の夏も、旅行中に、なんにもないところでおもいっきり転びました。しかも背負ってたリュックが開いてたので、中身がドバーッって全部出ちゃって……。まるでカバンを背負い投げしたみたい。
井口:あはははは! ギャグ漫画の人だ(笑)。
日笠:膝にはその他の傷もあるんですけどね。
井口:違う現場でコケたことあるもんね。ヒールはやめたほうがいい。
日笠:やめたほうがいいかな?
井口:でも、ヒールじゃなくっても転ぶんだろうね!
一同:(爆笑)