不太重要,能看懂的随便看看。
『マクロストライアングルフロンティア』
PSP バンダイナムコゲームス 発売中 5229円[税込]
歴代『マクロス』シリーズが集結する、3Dアクションゲームシリーズの最新作。美星学園の生徒となって一流のパイロットを目指す、学園モードが追加されたことが特徴のひとつとなっている。また劇場アニメ『劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~』のUMDを同梱した『イツワリノウタヒメパック』も同時発売。
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●「ついに来た!」という感じですね
PROFILE
1989年6月5日生まれ。『マクロスF』のランカ・リー役で声優デビューし、"ランカ・リー=中島愛(めぐみ)"名義のシングル『星間飛行』、『ライオン』で歌手デビューも果たす。同名義の最新シングル『放課後オーバーフロウ』が1月26日に発売。6月4日には恵比寿リキッドルームでライブが開催される。
『マクロス』を題材にしたアクションゲームの最新作、PSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『マクロストライアングルフロンティア』。シリーズの歴代キャラクターが登場するこの作品では、『マクロスF』のヒロインである"シェリル・ノーム"と"ランカ・リー"が主題歌『Get it on-flying rock』を歌っている。今回はそのランカ役を務める、声優で歌手の中島愛さんに、楽曲の魅力や『マクロス』シリーズへの思いなどを聞いた。
――本作には歴代『マクロス』のキャラクターが登場しますが、中島さんにとって『マクロスF』はどういった存在の作品でしょうか。
中島 ひと言で表現すれば原点ですね。『マクロスF』の現場に来ると家族に会えた感じがします。
――かなり思い入れが強いと。
中島 『マクロスF』はいろいろな初めてを経験させてくれた作品。いまの自分を生んでくれた存在とも言えますね。
――中島さんのキャリアを代表する、ランカというキャラクターも生まれました。ランカは中島さんにとってどういった存在ですか?
中島 CDなどではアーティスト名が“ランカ・リー=中島愛”と書かれるので、もう自分自身と言えます。そして、よきライバルであり、仲間であり、友人であり、家族でもある。とにかく近しい存在ですね。
――ライバルでもあるんですね。
中島 とは言っても、ランカと張り合うわけではありません。彼女に対して恥ずかしくない自分でいなければいけない、という気持ちです。
――今回の主題歌は、そんなランカの新たな一面が感じられる英詞の多い作りになっています。
中島 英語は堪能ではないのですが、発音からばっちり指導いただいてとても勉強になりました。もちろん難しかったのですが、ライブで歌うことを意識して収録したので、やっていて爽快感がありましたね。
――May'nさんとのデュエットですが、いつもと違うところなどは?
中島 過去にもデュエットはしていますが、今回同じタイミングでレコーディングをやったんです。交代でブースに入って録音することがすごく新鮮でした。あと、この曲はアップテンポで応援歌のイメージがあったので、収録ではテンションを高く保ちながら、笑顔を絶やさずに歌うことを心掛けましたね。『マクロス』シリーズは楽曲がバラエティーに富んでいますが、その中でもとくに英語の歌詞が似合うというか、とにかく初めて聞いたときは衝撃的でした。
――今後挑戦してみたいジャンルなどはありますか?
中島 これまでにも、いろいろなタイプの楽曲を歌わせていただきましたが、いままででいちばんチャレンジだったものに『CMランカ』というアルバムがありました。収録されている曲はどれも言葉遊びの要素もあり、とても奥が深いんです。なので、またそういった言葉を際立たせる曲には挑戦してみたいですね。
――ちなみに、もうゲームはプレイしましたか?
中島 ほかの人がプレイしているところを少しだけ見させてもらいました。ちょうど本作の目玉である“学園モード”のシーンで、シェリルさんがテニスをしていて驚いたというか、かなり新鮮でしたね。
――確かにいままでの『マクロス』のゲームにはない要素ですよね。
中島 そうなんですよ! 劇中のキャラクターたちとああいった形で会話できる作品はいままでにありませんでした。個人的には「ついに来た!」という感じですね。
――セリフを収録した際に苦労した点などはありましたか?
中島 好感度を表現するさじ加減ですね。ランカはいつも誰に対しても笑顔でいるイメージなので、少しずつ好感度を上げていく表現には試行錯誤しました。
――『マクロス』に関連したゲームは遊んでいたりしますか?
中島 『マクロスF』関連が中心で、ほかはあまり遊んだことないんです。ファミコンでも『マクロス』のゲームって出てますよね? 以前スタッフさんにソフトを見せていただいたことがあって。そのときは本体がなく遊ぶことができなかったので、いつか遊んでみたいですね。
――では、『マクロス』関連でこんなジャンルのゲームがあったらいいな、というのはありますか?
中島 歌姫たちのステージを作り上げるような音楽ゲームがあったらうれしいですね。ライブの演出で“バルキリー”たちを登場させることもできたら、おもしろそう!
――ゲームつながりでお聞きしたいのですが、、ふだんはどんなゲームを遊んでいるんですか?
中島 腕前は正直言ってヘタなのですが、自宅にプロレスのゲームがたくさんあります。
――大のプロレスファンでしたよね。
中島 ええ、なのでゲームもプロレスが中心で(笑)。ずっと遊んでいるんですけど、でも本当にヘタなんですよ……。ある程度進むと、人の助けを借りないとクリアーできないくらい(笑)。
――友だちとプロレスゲームを遊ぶこともあるんですか?
中島 ええ、「とにかくプロレスゲームはおもしろいから!」と勧めると、みんなけっこうハマってくれます。そして私はそれを横で見ているという(笑)。
――『マクロス』のプロレスゲームとかは……。
中島 かなり難しいでしょうけど、バルキリーたちがプロレスする姿は見てみたいかも! あとはキャラクターたちがガチンコでぶつかり合うとか……その方向性なら可能かもしれないです(笑)。つぎの『マクロス』シリーズでは、ぜひレスラーみたいなキャラクターを出してほしいですね!
――最後にファンの皆さんにひと言お願いします!
中島 『マクロストライアングルフロンティア』はシューティングの部分はもちろん、学園モードでキャラクターと会話などもできるので、たくさんプレイして『マクロスF 』の世界を堪能してください! “イツワリノウタヒメパック”の特典も豪華なのでぜひ楽しんでください。